コンサルをする際、大体の人はこう考えます。

「わかりやすく伝えるには」
「どうすれば理解してもらえるか」

これ、もちろん間違いではありません。
理解していただかないと先に進みませんから。
ですが、惜しいです!もう少し!
あと1歩ほしいところです!
重要なのは「理解の先に到達できるか」です!

これ、答えを言ってしまうと、この理解の先とは「納得」です。
人が考えを改め、行動に移すことを「行動変容」と言います。
我々が行うカウンセリングやコンサルは「行動変容のスイッチを押す行為」に他なりません。
この行動変容のスイッチには、ただ理解することではなく、納得するという行程が必要です。

なんとなくイメージがつくかと思いますが、
理解・・・頭
納得・・・心
です。
もっと掘り下げます。
理解とは、知識の更新。つまり「頭の中でわかった状態」のこと。
納得とは、価値の整合+自己決定。つまり「自分の価値基準と結びつき“だから自分はこれを選ぶ”が言える状態」のこと。

自分自身を振り返ってみて、経験はないでしょうか?
「言ってることはわかるけど…」
これです。
頭で理解はできているけれど、心で納得はしていない状態。
この状態では動けませんよね?
あと1手が欲しいですよね?
心と行動は連動するもの、人が行動に移せるのは納得ができたからなんです。

もちろんこれは患者さんも同じことです。
理解していただくことに重きを置くと、確かにそこまでは問題ないでしょう。
ですが、重きを置き過ぎると「確かにそうなのかも知れないけど…」で止まってしまい、契約には至らないわけです。

理解させることがゴールではありません。
コンサルのゴールは行動変容です。
理解 → 納得 → 行動です。
そのため、理解をゴールとして捉えた場合、どれだけ素晴らしい提案ができたとしても、患者さんには響きにくいでしょう。
それが契約に至らない理由です。

では、どうすれば行動変容に至るのでしょうか?
心を動かすには以下の要素が必要です。

自分事化…相手の価値基準に結びつけ自分の事として認識する
鮮 明 さ …未来像を“映像化”
安   心 …不安を分解、解消

私の記事でもよく出てきますね。
自分事として未来が想像できるか?
治療をした未来、しなかった未来、不安を解消できるか、期待を抱けるか、感動に至るか?
どうしても、歯科治療を受ける方のスタンスは、全員とは言いませんが他人事感が否めません。
自分事として受け止められる、そのストーリーを用意するのです。

いかがでしょうか。
少し抽象的でわかりづらいかと思いますが、要は「治療をうまく説明するだけでは契約には至らない」という事です。
如何に相手の心に刺さるか。
もちろん、しっかりご理解いただくことは大前提です。納得はその先の話ですから。
自身のコンサルに何が足りていないのか、見つめ直してみるのもいいかも知れませんね!
参考になれば幸いです!

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