さて、今回は新卒さんに教えてあげたい労務系のお話です。
既存のスタッフさんは、労務についてどこまで理解しているでしょうか
教えてあげるには自分がまず知っておかなくてはいけません。
難しいことを教える必要はなく、あくまでも働く上で知っておくべきことです。
そのうち知っていくことにはなりますが、早いうちに教えてあげておくとモチベーションも変わると思います。
それでは見ていきましょう!
<給与明細の見方>
これ、意外と誰も教えないんですよね。
人生でおそらく初めてちゃんとした給与をもらいます。
今までバイト代では無かった、所得税や社会保険の控除もあったりします。
本人からしたら、よくわからないまま多額の金額が引かれているわけです。
残業代の計算や遅刻・早退・欠勤時の控除なども細かく教えてあげてください。
お金のことは本当に大事です。誰だってそのために働いているのですから、面倒くさがらずにちゃんと見方を教えてあげましょう。
その親切が、新卒さんの心を掴みます。
<有給休暇・特別休暇>
言葉は知っているかもしれませんが、具体的な内容は知りません。
どういう時に使えるのか、いつでも使えるのか、いつから権利が発生するのか。
今は「給与よりも休日」が重要視されていることが多いので、教えてあげることでモチベーションにつながります。
計画有給があるならば、それもしっかりわかるように説明が必要です。
また、最初の6ヶ月間の出勤日数が必要数の8割未満の場合は有給休暇が発生しない(知ってましたか?)ので、それを伝えることで欠勤防止にもなります。
<就業規則など>
就業規則や給与規定は、必ず従業員が見やすい場所で閲覧可能な状態にしておく必要があります。
ただ閲覧できる状態にするだけではなく、ちゃんとどういうものであるのか、自由に閲覧していいことも含め伝えましょう。
わざわざそれを教える必要があるのかと思われるかもしれませんが、規則をいつでも閲覧できる、という安心感は必要です。
「見られるように置いてあるんだから見ない方が悪い」というのは無しです。
そこまでするの?をすることが安心へと繋がります。
<まずは元気にくること>
色々教えるべきことはありますが、私が新卒さんにいつも言うことは「毎日誰よりも元気に出勤すること」です。
フレッシュな新卒さんは、出勤するだけで他の人にも元気を与えますから。
そしてもう一つ。
「可愛がってもらうこと」も伝えます。
「可愛がってもらうためにはどうすればいいと思う?」とよく聞きます。
学生時代に部活動をしていたのなら、「どんな後輩が可愛いと思った?」という風に聞いてあげてもいいかもしれません。
毎日元気に出勤、そして可愛がられる。
まずはその二つができれば上出来!そうすれば仕事は自ずと覚えていきます。
<既存スタッフの教育>
新卒さんの教育において、忘れてはいけないのが、既存スタッフさんへの教育。教育というよりは、心構えですね。
新卒さんに限らず、新人さんはできないことが多く、寧ろできなくて当然です。
にも関わらず、数日程度で「思っていたよりもできない」レッテルを貼りがちです。早いです。早すぎます。
心穏やかに見てあげましょう。
忙しいのはわかります。覚えが悪いのもわかります。何回も同じミスをするかもしれません。それでも、今の環境や人に適応するのに精一杯なんです。
あなたも、最初から完璧にできたわけではないですよね?もう少しだけ、ゆっくりいきましょう。(限度はありますよ!)
いかがでしょうか。
面倒臭いと思うこともあるかもしれませんが、そもそも教育とは面倒臭いもの、そしてとても難しいものです。
教育担当はもしかしたらいるかもしれませんが、新卒さんは「皆で育てるもの」です。
担当以外の人の態度や対応もしっかり見られています。もちろん院長も、です。仮に新卒さんがすぐに辞めてしまったとして、教育担当一人の責任だとは思いません。
「私たちの時代はそこまで教えてもらわなかった」「わからないことは自分で調べた」と言いたい気持ちもわかりますが、前回お伝えした通りそれは「老害」と呼ばれます。
ある程度は時代に合った教育を!
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