私は患者さんの理解を深め納得いただくために、今まで様々なトークを考え、実践してきました。
経験も実績も豊富ですが、そんな私も叶わない、最強のカウンセリングトークがあるのをご存知でしょうか?
これには型がありません。
にも関わらず相手の心に響き、刺さるのです。
この最強のトーク、一体なんでしょうか?

これはズバリ、「エピソードトーク(経験談)」です。
自身であったり、家族であったり、友人であったり。
その経験をもとにトークを組み立て伝えることこそが、間違いなく最強のカウンセリングトークです。
そのため、人によって全く形が違いますし、エピソードが自身にとって近しい人であればあるほど伝える熱量が上がるため、相手の心に刺さりやすいのです。

これ、症例と同じです。
最近はビフォーアフターだけでなく、なぜその患者さんが治療を決意したのか、その背景を記事にすることが有効なのですが、それと同じです。
患者さんが気にしているのは正にそこだからですね。
共感を生むコンテンツで呼び込み、共感を生むトークで刺す。
共感が強ければ強いほど、契約に至りやすいのです。

実際、強烈な経験談があるスタッフさんの契約率は、群を抜いて高い傾向にあります。
そのため、そういう人は契約の要(エース)として活躍します。
しかしながら、そういった経験談をベースにしてカウンセリングを行うのは属人性の塊と言えます。
そのやり方は他の人には無理で、その人にしかできません。
自身や身近で強烈な歯科エピソードを持つ人が、一つの医院で何人も働いていることなんて、普通は有り得ません。一人でも相当です。
では、面接のたびに歯科エピソードを確認して雇いますか?
そんなアホな話はないですよね。
経験談を持っている人だけが活躍するということは、その人がいなくなると何も機能しなくなる、諸刃の剣でしかないのです。

では、その経験がない人、ない医院はどうすればいいのでしょうか?
そう、伝えるのが自身の経験談なら、経験がなければ話すことなど到底できません。
ないものはないのですから、それに代わるトーク力を磨くしかない。
医院としても、そんな人が来ることを待つよりも、少しでもトーク力を磨き、引き出しを増やした方が再現性も高く確実です。

私は歯科治療を受けた経験がほぼありません。
インプラントもなければ、虫歯治療も記憶にはありません。
なので、自身のエピソードトークなど全くできません。
幸いなことに身近な人にもそんなエピソードはありませんが、それでも契約をとります。
それは果たしてなぜか?
経験談ではなく、経験値という武器があるからです。
自身の経験談はなくとも、経験値を積むことで絶対的に使えるエピソードトークがあります。(もちろん基礎トーク力は必須です)
それは、「自分がカウンセリングした患者さんの話」です。
自身や身近な人と比べると、患者さんからすると信憑性が下がるかもしれません。
「本当か?事実なのか?」と猜疑心を持って聞かれる方もいると思います。
でも、実際に対応した人の話であれば、熱量は高く伝えられるはずです。

ただ契約して終わっていませんか?
治療が完了するまで待っていませんか?その患者さんの日々の治療を一緒に追って、顔つきや雰囲気や言動や心境がどう変わっているのか、細かく見ていますか?
小さな変化を見逃さずそれをトークに組み込んでいけば、それが今後の「あなただけの最強のカウンセリングトーク」になっていきます。
あなたが救った患者さんの話で、他の患者さんも救いませんか?

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