最も難しいコンサル、一体何かわかりますか?
それは「未成年・学生のみ」のコンサルです。
なぜなら、契約主体になれない、支払い能力がない、意思決定者ではないという構造的な問題を抱えているからです。
簡単に言えば、「当事者であるにも関わらず決められない」相手ということです。
どれだけ納得してもその場で決まらないのが特徴です。
例えば矯正相談などでは、子どもが一人で来院するケースも珍しくありません。
まずは話を聞いてみたいという軽い気持ちで、子ども一人来院するケースも多いです。
ただ、この状態でコンサルを進めると、本人が親に説明する形になりますが、医療の話はどうしても正確に伝わりません。
最悪、誤った情報や偏った理解で伝わってしまいます。
一度は経験ありませんか?
説明したのに「なんか高いらしい」「必要らしい」とだけ伝わってしまう、あの状態です。
価値や必要性ではなく金額だけが強調されてしまい、内容が伝わり切らないまま額面だけで見られてしまう可能性があります。
そして、最悪の場合はぼったくりと思われてしまうリスクが生まれます。
未成年は18歳に引き下げられたので、学生でも契約自体は可能ですし、内容も理解できるケースは多いと思います。
しかし、支払い能力があるか、実際に本人が決めていいかは全く別の話です。
学生の場合多くは扶養内です。
扶養内ということは、生活面でもお金の面でも親の影響を受けている状態、言い換えれば親の管理下とも言える状態です。
法律上は契約できても、実際に責任を持って判断できる立場かどうかは違います。
つまり、本人の意思で決めたとしても、最終的には親の判断が入る余地があります。
親が直接説明を受けていない状態で費用や治療内容を知った場合、後々のトラブルやクレームにつながることがあります。
ここが学生や未成年のコンサルの最大の難所です。
自費コンサルは誰に話すかで難易度や後々のリスクが大きく変わります。
だからこそ大切なのが、最初から親の同席を促すことです。
決済者に話を聞いてもらうことで、意思決定が近くなるとともにクレームを防ぎます。
未成年・学生コンサルの場合、本人に話し、持ち帰ってもらい、当事者(未成年or学生)から親に話をし、次は親にも来ていただいて再度同じ話をすることになります。
手間が増えます。時間もかかります。結果的に無駄になります。
どうしても親の同席が難しい場合は、オンラインを通じて親にコンサルを行うのもありです。
契約書には本人だけでなく親の署名をいただき、更に言えば、同意書(親の責任で治療をお願いしますという内容)に署名をしていただくことが望ましいです。
(親と話すことなく同意書と契約書に署名いただくのも無しではないですが、不安は残ります。)
同意書は記事内に例を載せていますので、参考になさってください。
いかがでしょうか。
自費コンサルは説明力だけでなく進め方の設計も重要です。
何度も何度もコンサルをするのは、自分たちも相手にとっても時間・コストの無駄です。
「最短かつ確実に」進むためには?それは合理的な導線を作ること。
ここを突き詰めることも、契約率を上げる1歩です。
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